子どもが小学校へ入学し、自身の働き方を変えなければならなくなった。平日仕事が終わるまで、子どもを放課後に預けられる施設がなかなか見つからない。そんな状況にお困りではありませんか?
こうした「小1の壁」は、現代社会において大きな問題となっています。保護者の4人に1人が転職・退職を検討した経験があるという調査も。そこで今回は、「小1の壁」と呼ばれる状況と、その対策についてご紹介しましょう。
「小1の壁」とは?
「小1の壁」とは、「主に、共働きやひとり親世帯において、子どもの入学を期に、仕事と育児の両立が難しくなること」(参考元:コトバンク|小1の壁)を指します。
たとえば、子どもが保育園から小学校へ上がったため、会社の方針で時短勤務ができなくなってしまった。さらに小学校は保育園と違って、閉所時間が早い。午前中で授業が終わる日や、休業日が平日のことだってある。そんななかで、子どもをひとりで留守番させるのは不安だし、勉強もしっかりさせておきたい。正社員の仕事をあきらめて、パートへの転職、あるいは退職を検討すべきだろうか……?
ほかにも、子どもが小学生になってから、勉強へ積極的に取り組めなかったり、友人関係がうまくいかなかったりすることが増えた。とても心配だけれど、業務が忙しく、宿題を見てあげたり、ゆっくり話を聴いてあげたりできるような時間も余裕もない。このままで本当にいいのだろうか……?
このように、特に小学校1年生〜低学年のあいだに直面しやすい親子の悩みが、「小1の壁」。子どもの将来や保護者のキャリアに大きく影響する問題なのです。
「小1の壁」をどうやって乗り越える?
では、どうすれば「小1の壁」を親子で乗り越えていくことができるのでしょうか?
柔軟な働き方を選択したり、保護者同士のネットワークを構築したり、地域サポートを活用したりすることは、たしかに理想的な解決策かもしれません。しかし、そう簡単に解決とはいかず、悩みを孤独に抱えておられる保護者の方も多くいらっしゃるでしょう。
現実的な選択肢のひとつとして挙げられるのが、「民間学童」の利用。民間学童は一般的な公立学童よりも預かり時間が長く、さらに食事・送迎サービスや、多種多様な習い事をそろえていることも特徴です。
一般的に、小学校へ通う子どもは、長期休みを含めると、年間1,600時間もの放課後の時間を過ごすと言われています。しかし、それらの時間をただ漫然と過ごしてしまうだけなら、とてももったいないこと。小学校に併設されていることも多い公立学童では、子どもの数に対するスタッフの数の少なさから、勉強をしっかり見てくれなかったり、安全面の不十分さが目立ったりという懸念も起こりえます。
「小学1年生は学力において生涯で最も大事な1年」だと指摘するのは、過去に大阪府教育委員長を務めた経験ももつ、陰山ラボ代表の陰山英男氏。(参考元:マナビコ|「小学1年生は学力において生涯で最も大事な一年。」隂山英男先生に聞いた、小学1年生の学習で大切なこととは?)
陰山氏は、繰り上がり・繰り下がりの計算や、ひらがな・カタカナの読み書きなど、勉強の土台中の土台を小学1年生の時期に固めておくことが、以降の学習のためにも重要だと述べます。基礎ができることで自信がつけば、主体的に学習する力が養われるからです。
また臨床心理士で、親と子どもの臨床支援センター代表理事の帆足暁子氏いわく、「習い事のような日常ではできない自発的な体験によって、子どもは学びを得て伸びていく」そう。(参考元:NHKすくすく子育てch|習いごとって必要?)
子どもが心身ともに豊かで充実した日々を送るために、それから保護者の方も安心して仕事に邁進するためには、丁寧な学習指導や幅広いジャンルの習い事といった手厚い教育を受けられる、民間学童の利用がうってつけなのです。
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民間学童えすこーとでは、生徒5人につき講師1人の、きめ細かな保育・学習指導を実施。お子さまの特性や興味関心、ご家庭のご状況に合わせたセミプライベートな総合教育を提供します。習い事も、これからの時代に必須の英会話や作文・ディベート教室のほか、芸術ジャンルや教養ジャンルなど20以上の幅広いラインナップで、お子さまの可能性を最大限に引き出せること間違いなし。事前のご予約で夕食・送迎サービス、延長保育も承ります。
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参考元:
コトバンク|小1の壁
スリール株式会社|小1の壁とは?退職・転職の引き金になる前に、会社ができること~総勢約600名 緊急アンケートの速報~
朝日新聞デジタル|小1の壁とは?原因や問題点、乗り越える方法を具体例とあわせて紹介
マナビコ|「小学1年生は学力において生涯で最も大事な一年。」隂山英男先生に聞いた、小学1年生の学習で大切なこととは?
NHKすくすく子育てch|習いごとって必要?
みずほリサーチ&テクノロジーズ|多様化する学童保育事業の今後
パーソル総合研究所|“小1以降の壁” を企業はどう考えるべきか?
民間学童えすこーと